幹事長就任挨拶
就任のご挨拶
「若手対策」
平成23年度法曹同志会幹事長
澤 田 和 也(44期)
すばらしい90周年記念行事を終えたばかりの1年の間に何をするか,私の頭に浮かんだのは,100周年に向けていかに法曹同志会を強くするかということでした。法曹同志会の組織を強固なものとし,財務を健全化する道筋をつけることです。近年,いろいろなところで若手対策ということを耳にします。われら法曹同志会でも,若手会員の帰属意識が低い,参加者が偏っている等の問題が指摘され,その対策を講じなければならないとずっと言われてきました。ここで,若手対策について,考えていることを書いてみたいと思います。
法曹同志会の活動の中で,若手会員が最も活躍できる場は委員会活動です。この委員会活動に若手会員にどんどん参加してもらうことが非常に効果的だろうと考えました。そこで,委員会の委員選定に目をつけました。会則20条1項によれば,「委員会の委員は,幹事会の決定に基づき,幹事長が委嘱する。」とあります。委員会委員の構成を,監督役のベテラン委員,活動の核となる中堅委員,そして若手委員がうまく混ざるよう,積極的に動きました。とくに若手委員については,これまで声がかからなかった会員に声をかけてみて,委員になるようお願いしました。その結果は上々でした。今後,委員になった若手会員がなるべく顔を出してもらえれば,成果が上がることはまちがいないと確信しています。人事委員会委員長に緒方孝則先生,総務委員会委員長に柳井健夫先生,広報・ネットワーク委員会委員長に高久尚彦先生,会務研究委員会委員長に緒方義行先生が選任されました。委員長を先頭にぜひ充実した委員会活動をしていただければ幸いです。
これまで,若手対策として,いかにして若手会員に出てきてもらうのか,執行部等でアイディアを出し合ってきました。若手だけで集まる機会を設けよう,若手向けの講演企画を催そう等々です。そうして歴代の幹事長にお願いをして,企画を実行してきたのですが,何かもう一つ足りない気がしていました。それは何か。はたと気がつきました。人と人のつながりを構築するという視点が足りないのではないか。企画ものが縦糸だとすると,人と人のつながりは横糸であり,縦横がうまく織り込まれてこそ織物ができあがるのだと。いくらすぐれた企画を立てても,出席すると決めかねたり,いざ出かけるとなると面倒に感じたりするものです。やはり「行くって言っちゃったしなぁ。」,「行かないと悪いし。」といった背中を押してくれる事情があるからこそ,わざわざ出かけるのではないか。そこで,今年は,法曹同志会の中で,いかに人と人のつながりを濃くするか,これに注力してみようと考えました。「今度の○○に来ない?」「○○に行ってみようよ」と声掛けをしようと思います。エネルギーのいることではありますが,私一人でなく,下田久副幹事長,田中千草事務局長をはじめ執行部の皆さんに助けてもらいながら,進めて参ります。
力が及ばない面が多々あるかと思いますが,皆さんのご協力のもと少しでも役に立てればと思っています。よろしくお願いいたします。
